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2012年12月 1日 (土)

シンガポール(その1)

  シンガポールの知的財産保護水準はASEAN諸国の中で最も高いレベルにあり、知財保護水準でも世界5位にランクされています。マドリッドプロトコールへの加入や、裁判外紛争解決手続きの推進など知財保護水準の向上を図っています。
 また、シンガポール特許庁(IPOS)は「知財ハブ構想」を掲げており、ASEAN地域での知財の中心的な役割を果そうとしています。法律特許事務所にも世界各地から優秀な専門家が集まっており、ハブ的な役割を担うための人材も集結している感じを受けました。それでは、シンガポールの法律特許事務所をいくつかご紹介します。
[Drew & Napier LLC]
Dsc01649
 シンガポールで最も大きな法律事務所の1つで、ビジネス街の最も中心部に位置するビルにオフィスを構えています。訴訟関係に強く、法律関係の各種の賞を受賞していました。知財関係については、出願、係争ともに多くの案件を扱っているといいます。ミーティングの後、ランチに誘って下さいました。同じビルの高層階にあるスマートなレストランで、シンガポールらしい洗練された空間でお昼を頂きました。肉料理もシーフードもデザートも美味しかったです。ビジネスマン、ビジネスウーマンで混んでいましたが、彼らはいつもこんなリッチなレストランでランチするのだろうかと、シンガポールの水準の高さを思いました。

[Spruson & Ferguson]
Dsc01651

 オーストラリアに本拠地を持ち、アジア各国にブランチオフィスをもっています。シンガポールオフィスでは、シンガポール特許出願の取り扱い件数の最も多い事務所の1つ。弁理士のバックグラウンドが多様であることに驚かされました。知財ハブを目指すシンガポールらしく、アメリカ、オーストラリア、日本、欧州などさまざまな国から人材が集まっていました。また、二カ国以上の弁理士資格を持つ人も多く、非常にダイナミックな印象を受けました。執務スペースを覗かせてもらったが、国ごとにファイルが整然と色分けされていたのが印象的でした。また、他のアセアン諸国の弁理士をトレーニングすることも重要な業務の一環であると考えているとのこと。シンガポールの知財政策などについてもお話を聞きました。写真の方はMr.Collopy(米国特許弁護士)さんで、日本の大学で教えていたこともあり、日本語がお上手です。ミーティングの後は、ディナーに誘って下さいました。
  (ディナーのレストラン「LA BARCA」)
Photo_4
 
政府要人も来るという隠れ家的な高級レストランです。ここは観光ガイドにも出ていないし、美術学校の中にあるので観光者が見つけるのは難しいでしょう。また、シンガポールに行ったらぜひ行きたいレストランの一つです。関心がある方は、www.labarca-sf.comにアクセスしてみてください。

[Marks&Clerk Singapore LLP]
Dsc01652
 シンガポールで最も大きな特許事務所の1つで、ビジネス街の最も中心部に位置するビルにオフィスを構えています。ヨーロッパを拠点とするワールドワイドな法律特許事務所。アジア各国にも展開しています。バイオテクノロジーからソフトウェアまで幅広い技術分野に対応するとのことです。弁理士としての役割や将来像などについても意見を交換ができ、楽しかったです。ミーティングの後はランチに誘って下さいました。雰囲気のあるイタリアンレストランで、美味しかったです。周囲は中華レストランあり、ファストフードありと、いろんな民族、文化が集まってきているシンガポールらしい地域でした。

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